臨床整形外科25巻11号

1990年11月発行

手術手技シリーズ 関節の手術＜下肢＞

足関節固定術

著者： 門司順一¹ 佐々木鉄人² 菅野吉一³

所属機関： ¹国立療養所西札幌病院 ²道立肢体不自由児総合療育センター ³獨協医科大学越谷分院

ページ範囲：P.1265 - P.1272

　足関節固定術は，1879年のAlbertの報告が最初とされている．以来，足関節の高度の破壊例や筋力低下による機能障害に対して，確立された術式として足関節固定術は広く行われてきている．足関節固定術についての我々の考えと，その術式について述べる．