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臨床経験
高IgE症候群に伴った多発性骨折の1例
著者: 山本重吉1 石井良章1 河路渡1
所属機関: 1杏林大学医学部整形外科学教室
ページ範囲:P.1327 - P.1331
文献購入ページに移動約10年前より新しい疾患単位として認められつつある高IgE症候群は,1966年Davisらの報告が最初とされている.今日まで本邦における本症候群の報告は,小児科,皮膚科領域では散見されるが,整形外科領域での報告は見ない.今回われわれは,本症候群に伴った多発性骨折の1例を経験したので文献的考察を加えて報告する.
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