icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科25巻2号

1990年02月発行

文献概要

臨床経験

腰部脊柱管内ガングリオンの1例

著者: 戸田克広1 久保田政臣1 栗尾重徳1 中光清志1 下野研一1

所属機関: 1松山赤十字病院整形外科

ページ範囲:P.213 - P.216

文献購入ページに移動
 抄録:脊柱管内に発生し根症状を呈したガングリオンの報告は極めて稀である.症例は25歳の男性で左坐骨神経痛を呈しており,臨床症状,脊髄腔造影,CTMよりL4/5間の腰椎椎間板ヘルニアと診断し手術を行った.しかし左L5神経根を腹側より圧迫していたのは後縦靱帯より発生したと考えられるガングリオンであったためこれを摘出した.術後1年半の現在,左下肢痛は消失し現職に復帰している.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら