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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科25巻3号

1990年03月発行

文献概要

臨床経験

術中エコーを施行した頸髄伏鍼の1例

著者: 奥泉宏康1 大澤良充1 安藤伸也1 川上紀明2

所属機関: 1東京厚生年金病院整形外科 2名古屋大学整形外科学教室

ページ範囲:P.339 - P.342

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 抄録:症例は73歳,男性.不整脈の治療のため埋没鍼の治療を行っていた.左半身のしびれを主訴として来院し,数度の神経根ブロックにも関わらず症状が消失しなかった.頸部単純X線写真及び,頸部CTにてC3-4に伏鍼を認めた.片開き式脊柱管拡大術を施行し,術中エコーで硬膜外より鍼を確認し開放する脊椎レベルを決定した.鍼は左後方より刺入され,硬膜を貫き脊髄に刺入していた.長さは約3cmだった.術後,シビレ感は軽減した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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