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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科25巻8号

1990年08月発行

文献概要

論述

脊髄症状を呈する頸椎椎間板ヘルニアの手術成績とCTDの有用性について

著者: 庄智矢1 片岡治1 鷲見正敏1 藤田雅之1 別所康生1

所属機関: 1国立神戸病院整形外科

ページ範囲:P.904 - P.910

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 抄録:手術にてヘルニア塊を確認しえた頸椎椎間板ヘルニア症例64例と,画像診断により椎間板ヘルニアと診断したがヘルニア塊を確認しえなかった症例9例の計73例について分析し,その手術成績および手術成績を左右する因子につき検討した.
 CTDは,ヘルニア塊の後縦靱帯に関する位置関係の詳細な情報を提供し,手術部位の決定およびきめ細かい手術手技の選択に有用な検査法である.その手術成績は,優39例,良21例であり,それぞれ53%,29%,合計82%が良以上の成績であり,頸椎症性脊髄症よりも良好な結果を示した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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