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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科26巻1号

1991年01月発行

文献概要

論述

高齢者の腰椎変性疾患に対する前方椎体固定術―その適応と限界

著者: 戸山芳昭1 平林洌1 藤村祥一1 里見和彦1 朝妻孝仁1 小柳貴裕1

所属機関: 1慶応義塾大学医学部整形外科学教室

ページ範囲:P.17 - P.25

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 抄録:高齢者の腰椎変性疾患(主に,変性すべり症)に対する前方椎体固定術(以下,ASF)の術後成績を再検討し,本法適応の是非や問題点を明らかにした.
 1971年から1988年の過去18年間に,腰椎変性疾患に対してASFを施行した300例中,60歳以上の21例を対象とした.手術時年齢は平均64歳で,対象疾患は,変性すべり症(以下,DS)14例,分離すべり症4例,椎間板症3例であった.DSについては,50歳未満ASF施行群,後方除圧単独群,後方除圧+固定術群の3群を対象に高齢者ASF施行群の術後成績を比較検討した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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