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論述
高齢者の腰椎変性疾患に対する前方椎体固定術―その適応と限界
著者: 戸山芳昭1 平林洌1 藤村祥一1 里見和彦1 朝妻孝仁1 小柳貴裕1
所属機関: 1慶応義塾大学医学部整形外科学教室
ページ範囲:P.17 - P.25
文献購入ページに移動1971年から1988年の過去18年間に,腰椎変性疾患に対してASFを施行した300例中,60歳以上の21例を対象とした.手術時年齢は平均64歳で,対象疾患は,変性すべり症(以下,DS)14例,分離すべり症4例,椎間板症3例であった.DSについては,50歳未満ASF施行群,後方除圧単独群,後方除圧+固定術群の3群を対象に高齢者ASF施行群の術後成績を比較検討した.
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