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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科26巻3号

1991年03月発行

文献概要

手術手技シリーズ 関節の手術<下肢>

三関節固定術,中足根部骨切り固定術

著者: 野村茂治1 仙波英之1 猪原史敏1

所属機関: 1九州労災病院整形外科

ページ範囲:P.263 - P.278

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 はじめに
 三関節固定術および中足根部骨切り固定術は年長児および成人を対象にするが,種々の足部変形に対し足部の安定および足蹠歩行を可能にする最後の切札といえる.手術に際しては変形の把握はもちろん,筋力,軟部組織の状態,骨萎縮の程度,足趾の変形を考慮しなくては満足のいく結果が得られない.三関節固定術にしても先天性内反足に行う場合と弛緩性麻痺足では骨の切除が異なる.尖足変形も足関節での変形か前足部での変形かにより手術法が異なる.術前に十分な検討を行い,効果的な骨切除が望まれる.症例をもとに手術法について述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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