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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科26巻4号

1991年04月発行

文献概要

特集 主題I:Spinal Dysraphism/主題II:Pedicular Screwing(第19回日本脊椎外科学会より) 主題I:Spinal Dysraphism

二分脊椎症における脊椎奇形

著者: 渡辺秀男1 小野村敏信1 桝田理2

所属機関: 1大阪医科大学整形外科 2大阪府立大手前整肢学園

ページ範囲:P.351 - P.360

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 抄録:脊髄と脊椎原基はともに脊索の誘導のもとに発生し,互いに関連しながら発達していく.そのため二分脊椎症例には椎弓披裂以外にも奇形椎がしばしば合併し,その病態が複雑となっている例を経験する.そこで,何らかの神経症状を有した二分脊椎症(spina bifida aperta)の284例における脊椎奇形をX線学的に分析し,その発生学的,臨床的意義について検討し,考察を行った.
 1)椎弓披裂の高位と神経障害の高位は一般的には相関するが,なかには一致しない例も存在し,その神経系の異常は多様である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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