icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科26巻4号

1991年04月発行

文献概要

特集 主題I:Spinal Dysraphism/主題II:Pedicular Screwing(第19回日本脊椎外科学会より) 主題I:Spinal Dysraphism

二分脊椎児者の社会的不利に関する調査

著者: 鈴木伸治1 管野妙子2 畠山貞三3 熱田裕司4 浜田修4 竹光義治4

所属機関: 1北海道立旭川肢体不自由児総合療育センター整形外科 2北海道立旭川肢体不自由児総合療育センター保育課 3北海道立旭川肢体不自由児総合療育センター指導課 4旭川医科大学整形外科

ページ範囲:P.407 - P.414

文献購入ページに移動
 抄録:二分脊椎児者の社会的不利について検討するため,北海道に在住する二分脊椎児者137名の社会参加の現状についてアンケートを用い調査した.アンケート回収総数は69名(50.4%)であった.
 身体面:体の痛みが高頻度でみられ,年齢が高い程腰痛の占める割合が高く,脊柱に関わる障害の重要性が示された.また各年齢を通じて疲れ易く,体の痛みとともに社会参加を妨げる一因と考えられ,体力の増進を計ることが重要であると考えられる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら