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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科26巻4号

1991年04月発行

文献概要

特集 主題I:Spinal Dysraphism/主題II:Pedicular Screwing(第19回日本脊椎外科学会より) 一般演題

腰仙移行椎例における神経根の髄節レベルについて

著者: 会田育男1 久野木順一1 蓮江光男1

所属機関: 1日赤医療センター整形外科

ページ範囲:P.535 - P.540

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 抄録:腰仙移行椎を有する単一神経根障害例26例の,障害神経根の髄節レベルを機能的に分析した.移行椎を伴わない単一神経障害例37例を対照とした.移行椎例は,胸椎より椎体数を数えて,腰椎数4+移行椎をS型,腰椎数5+移行椎をL型とした.S型の障害神経根は,解剖学的にはL5神経根に相当し機能的にも対照例のL5神経根にほぼ一致していた.しかし,L型の障害神経根は解剖学的にS1神経根に相当しているが,機能的にはL5神経根の要素を有する割合が多く,注意が必要である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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