icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科26巻5号

1991年05月発行

文献概要

臨床経験

内側足底固有趾神経症候群の5例

著者: 新行内義博1 佐竹一彦1 小田孝明2

所属機関: 1自衛隊阪神病院整形外科 2防衛医科大学校整形外科学教室

ページ範囲:P.656 - P.657

文献購入ページに移動
 抄録:内側足底固有趾神経症候群は,母趾のMP関節あるいはIP関節での足底固有趾神経のentrapmentなどにより,母趾内側に知覚異常や疼痛を呈する症候群をいう.今回我々は,本症の5例を経験し,神経剥離術により良好な結果を得た.対象は,全例男性の自衛官で,術後経過期間は平均11カ月である.従来,本症に対して神経切除が実施されているが,神経剥離術は推奨すべき治療法と考える.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら