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論述
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抄録:特発性大腿骨穎部壊死17例17膝に対し放置例(9例)の自然経過と外側模状足底挿板による保存治療(8例)について成績を検討し,その適応について考察した.経過観察期間は平均4年6ヵ月であった.放置された症例の変形性関節症の発生は65%であった.壊死病巣面積5mm2以下では治療に差はみられなかったが,壊死面積1cm2前後以上では放置例において増大し,足底挿板使用例では減少した.立位FTA180°以下では足底挿板による保存的治療が有効であった.
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