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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科26巻6号

1991年06月発行

文献概要

論述

大腿骨顆部骨壊死の自然経過と保存的治療

著者: 川部直巳1 和田定2

所属機関: 1城東中央病院整形外科 2隠岐病院整形外科

ページ範囲:P.707 - P.713

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 抄録:特発性大腿骨穎部壊死17例17膝に対し放置例(9例)の自然経過と外側模状足底挿板による保存治療(8例)について成績を検討し,その適応について考察した.経過観察期間は平均4年6ヵ月であった.放置された症例の変形性関節症の発生は65%であった.壊死病巣面積5mm2以下では治療に差はみられなかったが,壊死面積1cm2前後以上では放置例において増大し,足底挿板使用例では減少した.立位FTA180°以下では足底挿板による保存的治療が有効であった.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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