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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科26巻6号

1991年06月発行

文献概要

臨床経験

外傷性胸鎖関節後方脱臼の1例

著者: 佐久間雅之1 横田慎太郎1 大石幸由1 中神和賀雄1 上田秀樹1 高橋裕美子1 大島毅1

所属機関: 1豊橋市民病院整形外科

ページ範囲:P.777 - P.779

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 抄録:外傷性胸鎖関節後方脱臼の1例を報告する.症例は17歳男性で,転倒による肩関節後側方からの介達外力にて発生したと考えられた.診断は触診所見,断層X線写真,CTにて行った.受傷約24時間後に全麻下でDepalma法による徒手整復を行い,良好な整復位がえられた.3週間のギプス固定後,ひき続き3週間鎖骨バンドで固定した.1年経過した現在,再脱臼,疼痛は見られない.本脱臼は比較的稀な外傷であり,受傷機転,臨床症状,診断,治療につき文献的考察を行った.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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