icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科26巻7号

1991年07月発行

文献概要

臨床経験

慢性型特発性血小板減少性紫斑病(ITP)を合併した高齢者大腿骨頸部骨折の1例

著者: 片桐浩史1 山本清司1 倉信耕爾2

所属機関: 1公立香住病院整形外科 2鳥取大学整形外科

ページ範囲:P.861 - P.863

文献購入ページに移動
 抄録:近年,人口の高齢化が進み,整形外科領域においても,種々の重篤な合併症を有する老人を手術的に治療する機会が増加している.
 今回,我々は,慢性型特発性血小板減少性紫斑病に,片肺切除および陳旧性心筋梗塞という重篤な合併症を有した80歳男性の大腿骨頸部骨折に対し,術前免疫グロブリン大量療法を施行し,著明な血小板数増加が得られ,術前・術後ともに良好な経過をたどった症例を経験した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら