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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科26巻8号

1991年08月発行

文献概要

視座

臨床疫学の意味するもの

著者: 松永隆信1

所属機関: 1岐阜大学医学部整形外科

ページ範囲:P.899 - P.899

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 紙巻きタバコが肺癌の危険因子とされて久しいが,臨床研究における疫学的研究の占める割合は増し,最近では臨床疫学なる分野も誕生した.疫学的手法に則らない臨床研究はいかに規模が大きくても国際的にはもはや全く問題にされないという.
 整形外科領域でも悪性骨軟部腫瘍の予後調査や挿入された人工関節の生存率分析あるいは治療評価の際の有意差検定など,統計学的手法が繁用され,疫学的手法が取り入れられてはいるが,疫学を理解している整形外科医はまだ少数派ではないだろうか.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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