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抄録:症例は34歳女性,右大腿後外側部の打撲2ヵ月後より,局所の腫脹,疼痛,熱感および弛張熱が出現した.波動は触れず,皮膚との癒着はなかった.MRIでは,T1強調像およびプロトン密度像で高輝度を呈する異常陰影を右外側広筋内に認めた.腫瘤の穿刺液の培養にて,黄色ブドウ球菌が検出され,化膿性外側広筋炎と診断された,発症には打撲が関連していたと推察された.排膿・病巣掻爬および抗生物質の投与にて治癒した.
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