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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科27巻10号

1992年10月発行

文献概要

臨床経験

外傷性舟状骨・月状骨間解離の治療経験

著者: 井上五郎1 桑波田恵生2

所属機関: 1名古屋大学分院整形外科 2くわはた整形外科

ページ範囲:P.1155 - P.1158

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 抄録:舟状骨・月状骨靱帯の破綻によって生ずる外傷性舟状骨・月状骨間解離の新鮮例5例に観血的整復・靱帯縫合術を行った.X線的評価では3例に3mm以上の舟状骨・月状骨間間隙が残ったが,Cooneyの手関節機能評価基準による臨床的評価は優1,良2,可1,不可1であった.
 手関節過伸展外傷においては必ず本外傷を念頭において診察すべきであり,その治療は観血的整復・靱帯縫合術を行うのが望ましい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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