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論述
骨移植を併用したTHRのX線成績―骨移植術の併用の有効性と移植骨の経時的変化
著者: 松坂成行1 安藤御史1 後藤英司1
所属機関: 1旭川医科大学整形外科学講座
ページ範囲:P.1337 - P.1341
文献購入ページに移動自家骨移植を行って術後最低4年以上を経過した低位脱臼15関節(女15例15関節,手術時平均年齢52.4歳,経過観察率100%)を同時期,同一術者で施行された非自家骨移植群28関節(男1例1関節,女25例27関節,手術時平均年齢59.8歳,経過観察率100%)と比較検討した.骨移植群ではソケットのクリアゾーンの出現頻度は有意に少なく,移植骨は荷重部では骨梁の再構築が,非荷重部では萎縮,吸収が認められたが移植骨の圧潰は認められなかった.
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