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視座
骨粗鬆症と整形外科
著者: 高橋栄明1
所属機関: 1新潟大学医学部整形外科
ページ範囲:P.109 - P.110
文献購入ページに移動さて,人の生涯で骨はどのように変わっていくのであろうか.骨量(bone mass)は,成長期に増加して,だいたい30歳代で最高に達し,この時をpeak bone mass(最大骨量)というが,それ以降徐々に減少していく.そして,特に女性では,閉経期に急速に減少して,あるいは老年期に達して骨折危険域に達し,大腿骨頸部骨折,脊椎圧迫骨折,Colles骨折などを起こすことが知られている.
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