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臨床経験
関節造影による急性化膿性肩関節炎の1例
著者: 松井健郎1 小川清久2 飯田雅文3
所属機関: 1松井整形外科 2慶応義塾大学医学部整形外科 3朝霞台中央総合病院整形外科
ページ範囲:P.167 - P.169
文献購入ページに移動肩関節造影の翌日安静時痛が出現,5日目には37.5℃前後の発熱もみられ,造影後16日目に当院を受診した.関節穿刺により得られた15mlの淡黄白色の膿性液から黄色ブドウ状球菌が検出された.感受性の高い抗生剤の経静脈投与,関節穿刺による排膿と洗浄,下垂位・回旋中間位固定と,早期の運動療法により良好な機能回復を得た.
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