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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科27巻3号

1992年03月発行

文献概要

論述

顆粒細胞腫の6例及び悪性顆粒細胞腫の2例

著者: 関矢一郎1 川口智義1 松本誠一1 真鍋淳1 黒田浩司1 谷川浩隆1 蛭田啓之1 澤泉雅之1 水野広一1 山田博之1

所属機関: 1癌研究会附属病院整形外科

ページ範囲:P.235 - P.240

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 抄録:顆粒細胞腫6例及び悪性顆粒細胞腫2例を経験したので報告する.良性例6例は皮下発生が4例,筋肉内発生が2例であり,3例に広切,1例に追加広切,2例に摘出術を施行し,術後1カ月から11年3カ月,全例再発を見ない.
 悪性例1は49歳,女性.大胸筋筋肉内発生で,針生検で悪性が示唆され広切術を施行.4年後胸腔播種を認め死亡.悪性例2は33歳,女性.両肘発生で他院で摘出後来院し追加広切を施行.術後2年7カ月,再発,転移を認めない.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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