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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科27巻3号

1992年03月発行

文献概要

臨床経験

繰り返す足趾骨髄炎に対し患趾を温存し得た糖尿病患者の1例

著者: 小野直司1 上野尚1 上野八重子2

所属機関: 1宇部協立病院整形外科 2宇部協立病院内科

ページ範囲:P.301 - P.305

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 抄録:繰り返す足趾骨髄炎に対し患趾を温存し得た糖尿病患者の1例を経験した.症例は60歳女性,1988年1月近医にて糖尿病を指摘された.1989年3月に左母趾,1990年3月に右第2趾の骨髄炎を発症したが,いずれも病巣掻爬,抗生剤投与,インスリンによる血糖コントロールにて軽快し,患趾は温存されている.本症例において骨髄炎を繰り返した原因と,患趾を温存し得た点について考察を加え報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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