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シンポジウム ペルテス病の長期予後
成人期に達したペルテス病症例の検討
著者: 亀ケ谷真琴1 篠原裕治1 守屋秀繁2 秋田徹2 染屋政幸2 品田良之2 土屋恵一3
所属機関: 1千葉県こども病院整形外科 2千葉大学医学部整形外科 3県立佐原病院整形外科
ページ範囲:P.561 - P.566
文献購入ページに移動その結果では,32関節中11関節(34.4%)に何らかの症状が見られ,それらはすべて不良群としたStulberg分類のIII・IV・V型に含まれていた.しかし,IV型とV型の2例を除いては現在のところ日常生活に支障はなかった.また,症状の有無とX線上での計測との関連では,Mose法がよく相関しており,骨頭の扁平化の強いIV型が最も予後不良であった.
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