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シンポジウム ペルテス病の長期予後
Bone maturityまでfollowしたペルテス病の成績
著者: 廣橋賢次1 阪本邦雄2 町井義和2 北野利夫2 島津晃2
所属機関: 1鹿屋体育大学 2大阪市立大学医学部整形外科
ページ範囲:P.567 - P.577
文献購入ページに移動その結果,外科的に対応したものが必ずしも治癒期間を短縮しておらず,また形態学的にも良好な成績を得ているとは言い難い,さらに,group 1では3例4関節(女2例)が,group 2では2例2関節(女1例)がはや初期または進行期の変股症の変化を示していた.
また,本症の100%が変股症に移行するとの報告から,その原因について罹病期の関節軟骨の損傷が重要な役割を果たしているのではないかと,先天性股関節脱臼(以下先股脱)症例の変化をもとに推論した.
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