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臨床経験
2歳児の大腿骨近位部に発生したosteoid osteomaの1例
著者: 瀧森護1 土谷一晃1 米倉徹1 新井克佳1 茂手木三男1 亀田典章2
所属機関: 1東邦大学医学部整形外科学教室 2東邦大学第一病理学教室
ページ範囲:P.721 - P.723
文献購入ページに移動われわれの症例は,2歳児の大腿骨近位部に発生したosteoid steomaで,跛行を主訴として来院し,X線検査にて大腿骨転子間部に骨硬化像を認め,さらに頸部横径の軽度増大と股関節裂隙の拡大を伴っていた.本症に対して外科的切除を行い,良好な結果が得られたが,なお長期にわたる注意深い経過観察が必要と考えている.
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