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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科27巻6号

1992年06月発行

文献概要

臨床経験

踵骨骨端症の2症例

著者: 野村茂治1 猪原史敏1 藤田信彦1

所属機関: 1九州労災病院整形外科

ページ範囲:P.755 - P.758

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 抄録:踵骨骨端症の2症例につき,骨シンチ及びMRIを施行したところ,骨シンチでは明らかな取り込みを認め,MRIではT1強調画像にて信号低下を認めた.これらの結果は,踵骨骨端症の発生に慢性ストレスが大きく関与していることを示唆していると考えられる.
 これまで,踵骨骨端症の診断は病歴,単純X線撮影によってなされることが多かったが,今後骨シンチやMRIを用いることでより正確な診断が可能となるばかりか,経過観察,成因の究明にも役立つものと考えられる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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