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臨床経験
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抄録:踵骨骨端症の2症例につき,骨シンチ及びMRIを施行したところ,骨シンチでは明らかな取り込みを認め,MRIではT1強調画像にて信号低下を認めた.これらの結果は,踵骨骨端症の発生に慢性ストレスが大きく関与していることを示唆していると考えられる.
これまで,踵骨骨端症の診断は病歴,単純X線撮影によってなされることが多かったが,今後骨シンチやMRIを用いることでより正確な診断が可能となるばかりか,経過観察,成因の究明にも役立つものと考えられる.
これまで,踵骨骨端症の診断は病歴,単純X線撮影によってなされることが多かったが,今後骨シンチやMRIを用いることでより正確な診断が可能となるばかりか,経過観察,成因の究明にも役立つものと考えられる.
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