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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科27巻7号

1992年07月発行

文献概要

臨床経験

両大腿骨外顆に特異な骨軟骨片を認めた稀な1例

著者: 岩淵真澄1 古川浩三郎1 星野亮一1 斉藤伸也1

所属機関: 1国立郡山病院整形外科

ページ範囲:P.843 - P.846

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 抄録:明らかな外傷歴がなく,両大腿骨外顆に特異な骨軟骨片を生じた稀な1例を経験した.
 症例は18歳,男.主訴は左膝痛,ひっかかり感.家族歴,既往歴に特記すべきことはない.バスのタラップに右足をかけた際に右膝に激痛が出現,歩行困難となり某医受診,関節内血腫が認められた.各種補助診断を経て右膝は某医にて,左膝は当院にて骨軟骨片の整復固定が行われ,自・他覚所見の改善をみたが,現在なお経過観察中である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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