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臨床経験
股関節疾患における腰椎X線像の検討―腰椎不安定性に及ぼす影響について
著者: 木下誠司12 鷲見正敏1 片岡治1 庄智夫1 佃政憲1
所属機関: 1国立神戸病院整形外科 2現:兵庫県立加古川病院整形外科
ページ範囲:P.933 - P.937
文献購入ページに移動腰痛は26例(52%),腰椎由来の下肢症状は7例(14%)に,20°以上の屈曲拘縮は22例(44%),2cm以上の脚長差は18例(36%)に認められた.65°以上の腰椎前彎角は16例(32%),5°以上の側彎角と側方への骨盤傾斜角は各19例(38%)・11例(22%)に認められた.腰椎不安定性は25例(50%)に,特に屈曲拘縮例(20°以上)に多く認められた(P<0.01).
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