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論述
変形性関節症に対する片側型人工膝関節置換術の術後成績
著者: 永芳郁文12 王亨弘1 小林晶1 徳永純一1 吉本隆昌1 福元敬二郎1
所属機関: 1福岡整形外科病院 2現:大分県厚生連鶴見病院
ページ範囲:P.1137 - P.1144
文献購入ページに移動1978年3月より1991年12月までに施行されたUKAは67例73膝である.この中で1年以上経過観察し得た49例54膝を対象とした.性別は男性18例,女性49例,年齢は45歳から81歳,平均年齢70.1歳であり,部位別では内側57膝,外側13膝,内外側3膝であり,使用した人工関節はMarmor型37個,Oxford型及び渡部式各1個,PCA型34個である.経過観察期間は1年から13年であった.臨床評価としてJOA scoreを,X線学的評価としてFTA,下肢機能軸,脛骨component設置角,clear zone,健側のOA変化,術後脛骨側方偏位を調べた.
Marmor型ではI7膝にlooseningを生じ,2膝に再手術を行った.PCA型は現時点では良好な成績である.UKAは適応を選べば用いられて良い手術であると思われた.
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