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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科28巻10号

1993年10月発行

文献概要

手術手技 私のくふう

大腿骨粉砕骨折に対するEnder釘による治療

著者: 西川梅雄1 小川律郎

所属機関: 1島根医科大学整形外科

ページ範囲:P.1149 - P.1152

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 抄録:Ender釘は大腿骨頸部外側骨折だけでなく,その他の部位にも使用される傾向がある.我々は4例の大腿骨粉砕骨折に対してEnder釘を使用し,良好な結果を得たので報告する.患者はすべて男性で,年齢は19~57歳(平均36歳).骨折部位は転子下~骨幹部が2名,骨幹部が1名,頸部および骨幹部(分節骨折)が1名であった.術後経過観察期間2年1ヵ月~5年(平均3年3ヵ月)で,全例に良好な骨癒合が得られた.Ender釘は手技が簡単で侵襲が少なく,大腿骨粉砕骨折に対して有用である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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