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臨床経験
病的骨折を生じた小児大腿骨頸部良性腫瘍の治療経験
著者: 中敬彦12 篠原典夫1 横山庫一郎1 近藤正一1 南島広治1 前田剛1 星野秀士1
所属機関: 1国立福岡中央病院整形外科 2現:九州大学医学部整形外科
ページ範囲:P.1185 - P.1188
文献購入ページに移動症例は,18歳女性fibrous dysplasia,23歳女性enchondroma,14歳男性fibrous dysplasiaの計3例である.前2例では小児期に掻爬骨移植がなされたが,成長終了後に病的骨折を生じており,最後の14歳例は今回病的骨折で発見された.前2例は掻爬海綿骨移植と海綿骨螺子による内固定を行い,14歳例ではこれらに加え,再発に際しても吸収が起こりにくいと考えられる皮質骨移植を施行し,それぞれ経過良好であった.大腿骨頸部の再発性腫瘍の手術法について考察した.
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