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臨床経験
Stickler症候群の1例
著者: 保坂泰介1 四方實彦1 清水和也1 武田信巳1 田中千晶1 戸口田淳也1 多田弘史1 川合準1
所属機関: 1京都市立病院整形外科
ページ範囲:P.1301 - P.1304
文献購入ページに移動本症候群は我が国においては知名度は低いが頻度はMarfan症候群よりも多いとされる.また放置すると失明に至る危険がある.そのため出生時・新生児期に骨格異常と口蓋裂,小顎症,顔面中央部形成異常を認めた場合,本症候群を疑い早期に眼病変の検索をしなければならない.我々整形外科医にとって決して見逃してはならない疾患であり,今後注目すべき疾患として留意する必要がある.
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