文献詳細
文献概要
特集 痛みをとらえる(第21回日本脊椎外科学会より) 主題 痛みの基礎的研究
脊椎棘上棘間靱帯における神経終末の形態学的観察によるback pain発現に関する考察
著者: 上村寛1 森澤豊1 道中泰典1 山本博司1 原弘2
所属機関: 1高知医科大学整形外科学教室 2高知医科大学第一病理学教室
ページ範囲:P.445 - P.451
文献購入ページに移動ヒト棘上棘間靱帯には,形態の異なる4種類の神経終末が棘突起付着部近傍に多く存在しており,腰椎部に比べて頸椎部に豊富であった.高齢者では若年者に比べ,機能的神経終末は減少するが,痛みの受容器である自由神経終末は増加していた.
掲載誌情報