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臨床経験
多発性内分泌腺腫症に併発した大腿骨頭すべり症の1例
著者: 増谷守彦1 熊沢やすし1 原田征行1 毛利尚宜1 笹本誠2 新井桂子3
所属機関: 1弘前大学医学部整形外科 2弘前大学医学部第1外科 3弘前大学医学部第3内科
ページ範囲:P.807 - P.810
文献購入ページに移動本例では,右大腿骨頭のposterior tilt angleは57度であり,内分泌検査ではソマトメジンC,カルシトニン,CEA,サイログロブリン,尿中17-OHCSの高値を認めた.治療は大腿骨頭前方回転60°の骨切りを施行した.術後経過は良好である.
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