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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科28巻7号

1993年07月発行

文献概要

臨床経験

有鉤骨に発生したosteoid osteomaの1例

著者: 田村幸久1 中村蓼吾1 井上五郎1 堀井恵美子1 渡辺健太郎1 角田賢二1

所属機関: 1名古屋大学医学部付属病院分院整形外科

ページ範囲:P.843 - P.846

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 抄録:osteoid osteomaは下肢長管骨に発生することが多く,手に発生することは稀である.今回有鉤骨に発生したosteoid osteomaを1例経験したので報告した.症例は23歳,男性で,疼痛とともに手関節滑膜炎を合併していた.画像診断上CTおよびMRIがnidusの発見に有用であった.治療として病巣切除後骨移植を施行し良好な結果を得た.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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