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論述
高齢者の腰曲がり歩行と腰椎アライメント
著者: 大川淳13 請川洋1 宮沢あかね1 中井修2 山浦伊裟吉2
所属機関: 1浴風会病院整形外科 2九段坂病院整形外科 3現:東京医科歯科大学医学部整形外科
ページ範囲:P.887 - P.893
文献購入ページに移動腰曲がり歩行の重症化とともに,JOAスコアが低値となり,ADL障害をもたらしていた.重症なほど腰椎は垂直化し可動域も低下,仙骨は代償性に後傾していたが,仙骨岬角とは無関係であった.胸腰移行部後彎角は増大,胸椎後彎頂椎も低位化していた、高齢者の腰曲がり歩行はADL障害をもたらすが,その重症化は腰椎柱の垂直化と密接な関係があった.
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