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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科29巻1号

1994年01月発行

文献概要

整形外科英語ア・ラ・カルト・18

“shoulder”に関する日常英会話

著者: 木村專太郎1

所属機関: 1那珂川病院

ページ範囲:P.76 - P.77

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 今回は“shoulder”に関する英語を述べることにする.“shoulder”の語源は,中世英語の“shulder”,古代英語“sculdor”に由来し,さらにギリシャ語“schulter”に源を発している.“shoulder”の発音は“ショゥルダー”と“O”が,長母音の“オゥ”であり,日本語のような“ショルダー”ではない.肩とは,体幹部と上腕部の接合部のことであり,ギリシャ語で“omos”(オーモス)といい,通常前綴り“omo-”を使う.例えば舌骨(hyoid bone-ハイオイド・ボゥン)に発し,肩甲骨上縁に付着する筋肉のことを“omohyoidmuscle”といい,頸部前面に存在する“strap muscles”の一つである.“strap”(ストラップ)とは,列車やバスなどの中の吊り皮のことで,“紐状の筋肉”の意味である.甲状腺外科の際に,遭遇するこの“strap muscles”には,舌骨と甲状軟骨に付着する“hyothyroid muscle”,“sternothyroid muscle”と“sternohyoid muscle”,そして“omohyoid muscle”の4対の筋肉群がある.
 以下述べることは,外科医の私が知っている位であるから,整形外科専門の皆様には失礼かと思うが,お許し戴きたい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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