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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科29巻1号

1994年01月発行

文献概要

臨床経験

特発性血小板減少性紫斑病の患者に合併した大腿骨頭壊死に対するBipolar型人工骨頭置換術―術前,術後の血小板数のコントロール

著者: 山下英三郎1 松末吉隆1 中村孝志1 長野真久1 山室隆夫1 高山博史2

所属機関: 1京都大学医学部整形外科 2京都大学第一内科

ページ範囲:P.91 - P.94

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 抄録:近年,特発性血小板減少性紫斑病に合併した大腿骨頭壊死の手術的治療を行う際に,γ-グロブリンを用いて血小板数を増加させておくという方法を用いる症例が増えている.今回我々は,γ-グロブリンの投与にもかかわらず,血小板数が増加しなかったために,血小板輸血を行って大腿骨頭置換術を施行しその後ダナゾールによりコントロールした1例を経験したので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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