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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科29巻11号

1994年11月発行

文献概要

臨床経験

第3CM関節脱臼骨折の1例

著者: 森本政司12 田中肇1 中川重範1 舘かおる1 堀川一浩1

所属機関: 1松阪市民病院整形外科 2三重大学医学部整形外科

ページ範囲:P.1273 - P.1276

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 抄録:比較的稀であるとされる第3CM関節脱臼骨折を経験したので報告する.症例は47歳の男性である.昭和62年9月20日,自動車運転中,他の自動車と衝突し受傷した,受傷翌日に当科受診,第3CM関節の背側脱臼および有頭骨の剥離骨折の診断にて同日徒手整復術を施行した.整復は容易であったが,整復位保持困難で,翌日,経皮的綱線刺入術を施行した.術後3週で綱線を抜去し,術後4週まで副子固定を行った.術後6年4カ月の現在,疼痛,可動域制限なく経過良好である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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