icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科29巻11号

1994年11月発行

文献概要

臨床経験

Chiari奇形・脊髄空洞症を合併したAlbright症候群の2例

著者: 佐藤隆弘1 原田征行1 植山和正1 伊藤淳二1 三戸明夫1 田偉1

所属機関: 1弘前大学医学部整形外科

ページ範囲:P.1303 - P.1306

文献購入ページに移動
 抄録:われわれは,多発性線維性骨異形成,皮膚色素沈着,内分泌異常を3徴とするAlbright症候群に,Chiari奇形・脊髄空洞症を合併した2症例を経験した.
 症例1:30歳女性.主訴は後頭部痛,全身脱力感.手術は後頭下減圧術及びSPシャント術を行った.
 症例2:32歳男性.主訴は右手巧緻性障害と四肢麻痺.手術は後頭下減圧術及びSSシャント術を行った.両者とも術後MRIでは,脊髄空洞の縮小は若干認めるのみだが,臨床症状の軽減を得た.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら