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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科29巻2号

1994年02月発行

文献概要

シンポジウム 反射性交感神経性ジストロフィー(RSD)をめぐって

緒言

著者: 玉井進1

所属機関: 1奈良県立医科大学整形外科

ページ範囲:P.146 - P.146

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 平成5年4月に開催された第66回日整会において反射性交感神経性ジストロフィー(RSD)がパネルディスカッションに採り上げられ,広島大学生田義和教授と私が座長の大役を仰せつかった.まことに摑みどころのない難しいテーマであったが,この分野で経験豊かな方々のご参加を得て,なんとか有意義な討論を持つことができた.今回,誌上シンポジウムに採り上げることになり,お一人を除くシンポジストの皆様にご執筆いただけたのは幸いであった.
 RSDは1864年にMitchellによって初めて提唱されて以来,130年を経過しているにも拘らず,いまだその名称,定義,分類,治療法などが確立されていないために今なお混乱を招いている疾患である.日整会用語集では「反射性交感神経性ジストロフィー」となっているので,この名称を用いることに統一したい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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