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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科29巻4号

1994年04月発行

文献概要

特集 椎間板―基礎と臨床(第22回日本脊椎外科学会より)

Gd-MRI(CHESS法)による腰仙部後根神経節の局在と形態学的分類

著者: 青田洋一1 熊野潔1 平林茂1 小川裕1 吉川宏起2

所属機関: 1関東労災病院整形外科 2関東労災病院放射線科

ページ範囲:P.491 - P.496

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 抄録:腰仙部後根神経節(DRG)100根をchemical shift selective MRI(CHESS法)を応用したGadolinium-DTPA enhanced MRIの画像で読影し,その局在と形態を分類した.
 その結果,DRGは従来より報告されているように,下位腰椎ほど脊柱管の内方に位置する傾向が認められた.しかし,S1神経根のDRGは,すべてがspinal canal型であり,屍体解剖による分類に比べてGd-MRI画像では,S1神経根のDRGはより内側に分類されやすい傾向が認められた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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