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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科29巻6号

1994年06月発行

文献概要

臨床経験

結核性脊髄髄内膿瘍の1例

著者: 川原範夫1 林博志1 大成永人1 古瀬久裕1 富田勝郎1 浅妻茂章2

所属機関: 1金沢大学医学部整形外科 2金沢市立病院整形外科

ページ範囲:P.727 - P.730

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 抄録:欧米では脊髄髄内膿瘍の報告は渉猟しうる範囲で67例みられるが,本邦ではいまだその報告例はなく極めて稀なものとされている.今回,進行性の下肢麻痺を呈した粟粒結核に伴う脊髄髄内膿瘍の1例を経験した.診断上,ガドリニウム造影によるMRIが極めて有用であった.また診断確定後直ちに外科的膿瘍切除を行い良好な麻痺回復を認めた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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