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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科29巻7号

1994年07月発行

文献概要

シンポジウム 慢性関節リウマチ頚椎病変

緒言

著者: 伊藤達雄1

所属機関: 1東京女子医科大学・整形外科

ページ範囲:P.780 - P.780

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 慢性関節リウマチに基づく頚椎病変は,進行性,多発性,破壊性であり,上位頚椎を中心に軽度なものを含めるとX線上約80%に認められる.うち一部の症例では頚部痛のみならず,延髄,脊髄圧迫症状を呈し,重篤な場合は観血的治療を要する.今回のシンポジウムでは,局所病態,進行への危険因子の検討,および上位頚椎の治療報告がなされた.
 藤本氏は剖検結果より滑膜関節病変のほかenthesis部の病変につき述べ,脊髄障害は骨性圧迫が主体と報告している.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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