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文献概要
整形外科基礎
腰椎椎間板変性の体幹筋力に及ぼす影響
著者: 李俊𠘑1 大井淑雄1 中村耕三2
所属機関: 1自治医科大学整形外科 2東京大学医学部整形外科
ページ範囲:P.837 - P.840
文献購入ページに移動寄与率は伸展運動で平均9%,屈曲運動で平均3%,回旋運動で平均4%であり,運動の種類により椎間板の影響の程度に差が認められた.L2/3,L3/4,L4/5およびL5/S1椎間板各レベルの標準化偏回帰係数は,男性ではL5/S1レベル,女性ではL4/5レベルの影響力が強い傾向を示した.体幹筋力の評価にあたっては椎間板の因子についても考慮する必要があると考えられた.
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