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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科29巻8号

1994年08月発行

文献概要

基礎知識/知ってるつもり

Abutment

著者: 阿部宗昭1

所属機関: 1大阪医科大学整形外科

ページ範囲:P.916 - P.917

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【用語の由来と同義語】
 abutはフランス語のabouterに由来し,端と端が接するの意味であり,abutmentは1.隣接,2.(突き出た部分の)接合点と訳されている(研究社,新英和大辞典).一方,内外の医学系の辞書では,abutmentは支台歯と訳され,ここで解説しようとしている意味の訳は見当らない.
 手の外科領域でのabutmentはulnocarpal abutment syndrome,すなわち尺骨頭と手根骨が衝突して症状を現す症候群として知られているが,日整会用語集,手の外科用語集には収録されておらず,未だ十分認知されていない新しい用語の一つである.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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