icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科3巻1号

1968年01月発行

文献概要

臨床経験

後部Kantenabtrennungについて

著者: 津布久雅男1

所属機関: 1慶応義塾大学医学部整形外科学教室

ページ範囲:P.79 - P.87

文献購入ページに移動
 成人脊椎,主に腰痛におけるX線像で,椎体前縁に遊離している三角形の小骨片について,いわゆるKantenabtrennung(以下K. abtr.と略)がSchmorlおよびその協同研究者(1932)によつて,記載されて以来,多数の症例が報告されている.しかしこれが椎体後部に発生したという報告は非常に少ない.私はここに,腰椎後縁に発生したK. abtr.が脊椎管内に膨隆し,脊髄神経根症状を呈したものの手術経験を得たので報告し,併せて,最近後部K. abtr.を証した腰痛患者を紹介して,いささか考察を加えてみたい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら