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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科3巻10号

1968年10月発行

文献概要

シンポジウム 日本の義肢問題 基礎的問題

切断と断端

著者: 河野左宙1

所属機関: 1新潟大学医学部整形外科学教室

ページ範囲:P.875 - P.878

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 最近の義肢の進歩は目をみはらせるものがあるが,大腿義足においては,従来の常用義足といわれた膝固定さし込み式から膝随意統御吸着式に,また下腿義足では,あらたにPTB,およびPTS下腿義足が開発され,常用されている.一方,切断法においては,このような解剖学的適合を必要とする近代的義足装着のために筋,骨の形成的切断法が考慮されている.しかし,どのような義肢を使用するにしても,骨断端,神経断端に原因をもつ断端痛が,義肢装着上支障となつてはならない.私たちは骨,神経端の処置法について臨床的研究を行なつてきたので,当教室伊藤の実験的研究の成果とあわせ,検討の結果を報告したい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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