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文献概要
シンポジウム 股関節形成術 私の治療法
股関節形成術の経験
著者: 柏木大治1 桜井修23
所属機関: 1神戸大学医学部整形外科学教室 2北兵庫整形外科センター 3神戸大学整形外科学教室
ページ範囲:P.928 - P.936
文献購入ページに移動股関節機能を整形外科的に評価する場合には支持性,可動性と疼痛の程度について考慮されねばならない,この中で臨床的には疼痛の除去が患者にとつても医師にとつても最も切実な問題である.
可動性と疼痛のある股関節よりも無痛で良肢位の強直股関節の方がはるかに有用であることは,われわれの日常多く経験するところであり,その代表的なものに股関節結核と変形性股関節症が挙げられる.
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