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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科3巻11号

1968年11月発行

文献概要

臨床経験

病的骨折を起した鎖骨結核の1例

著者: 中嶋重雄1 井上四郎1 柳川哲二1 並河滋之1 牧陽一1

所属機関: 1京都府立医科大学整形外科学教室

ページ範囲:P.1005 - P.1007

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 鎖骨に発生する骨結核は極めて稀な疾患である.われわれが文献より調べえた範囲では,本邦における報告例はいまだ10例に満たない.しかも,このほとんどは抗生物質の開発される以前の報告例であり,1945年Streptomycinが発見された後の報告例は長谷川らによる1例を見るだけのようである.
 近年,抗生物質の飛躍的な発展に伴い,骨結核は減少の一途をたどつているにもかかわらず,われわれは血行性に感染したと思われる鎖骨結核の1症例に接する機会を得たのでその概要を報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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